県立翔南高校(狩俣武則校長)海洋科学科の3年生20人は3日、実習船の海邦丸五世(499トン)に乗船し、42日間の航海実習のため寄港先のオーストラリアへ向けて平良港を出航した。一行は南太平洋での調査操業などを実習し、来月14日に帰港する。  3日夕方、平良港で航海乗船式が行われ、父母や在校生らが実習生を激励。狩俣校長は「実習船は動く教室。船内の装備、設備の勉強なども含めて学ぶべきことは多く、期間中は忍耐力と協調性がおのずと育つと思う。多くのものを培い、今後の人生に役立てて」と実習生らを励ました。  また、生徒らを率いる金城幸徳船長は「実習はこれまでの勉強の集大成になる。秩序を守り、将来の第一歩に向けて実りある航海にしよう」と呼び掛けた。  これを受け実習生代表の国吉健太郎君が「船長はじめ乗組員の皆さんの指導をよろしくお願いします」と襟を正し、駆け付けた父母らに向かって「見送りの皆さん、元気に行ってまいります」とあいさつした。  生徒らは、父母や在校生らが見守る中、五色のテープをなびかせて出航した。 色とりどりのテープで父母らに見送られ、翔南高校の実習生らが平良港を出航した=3日、平良港