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校歌は、時代を超えてその地域に根ざした学校の教育目標を示すとともに、歌い継がれて母校愛や共同体意識を醸成するものである。 本校校歌の一節にある「勤勉進取」は在校生や同窓生並びに教職員が親しみ、教えとしてきた格言である。勤勉とは仕事や勉強を一心に励むことであり、進取とは進んで新しい物事をすることである。 ところで21世紀の新しい社会において自分の人生を積極的に切り開いていく「生きる力」を育てることが重要な教育課題となっているが、本校の学校教育目標に掲げる「自ら学びよく考える子」「ねばり強くやりぬく子」「心豊かで思いやりのある子」「心身ともに健康でたくましい子」は、集約すると「生きる力」を身につけた子どものことである。 校歌に格調高く唱われる「勤勉進取」は生きる力の基となるものであり、不変の真理としての響きを持つ。ここに粟国小中学校創立100年、粟国中学校創立50年の記念の年にあたり、「勤勉進取」を校訓として定める。 |
