tiny notes in a little time
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10/９
ピンボケだわ、デジカメって使いにくいなあ。
この子の名前はモカ助です。
カフェ・オレ色でおいしそうです。
目の色もうす茶です。
牛小屋の番犬の子供ですから
牛小屋生まれです。
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10/６
お昼、ぎっしり葉が茂っている木の下にいた。
フィリピンの東に新しい台風が停滞しているので
強い風がぐるぐるまわっている。
風は勢い良く葉っぱを何度も撫でるので
さわさわ、さわさわ、
さわさわ、さわさわ、
幾千もの葉っぱの音が続く。
葉っぱのパーカションみたいだ。
とてもいい音。
ずっと聴いていると潮騒の音に変わる。
うっとりする。
それは音楽。
とても素敵な音楽。
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10/1
びすけつとミルクに溶けし一六夜 玉簾
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10/3
私の仕事のお客様の殆どは旅行者なのです。
よく来てくださるお客様は多いけれど
その方のプライベートに関しての質問は一切しない。
何度も来る方で仲良しになれそうな人とは、
最終的に友達になる。
昨日、よく来てくださる方が見えた。
その方とはまだお客様の関係である。
でも話し方は、殆ど友達みたいになってきている。
「あれっ、この間お会いしませんでしたっけ？
いつぶりでしたっけ？」と聞くと
「ひと月ぶりです。」と彼は静かに答える。
「ごめんなさい、わたし、すごい失礼なんですが
お名前を覚えていないのです。」
と言うと名刺をくださった。
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｜棋士 ｜
｜□■■□◇◆ ｜
｜ ｜
「棋士！ な、何段ですか？」
「六段です。」
はあ、そう言われたらそんな感じの人だ。
背筋がしゃんとして静かに話すけれど、
芯が強そうなところなど特に納得できる雰囲気。
なのに将棋について知識のない私は、
「やっぱり、いいところに駒を打つときは
ぱっちん！って置いたりするんですか？」
とか、
「点滴しながらする人っていますか？」
とか、
「月下の棋士」を真に受けた馬鹿っぽい質問ばかりをしてしまう。
でもその人は、真面目に静かに答えてくださる。
やー、あの人が名人だったとは。
それにしても将棋を生業にしているなんて。
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10/1
変な人形が好きです。
この真珠の人形達は、石垣のリサイクルショップの片隅に
大量に放置されていたので一種類ずつ買ったもの。
一コ100えん。
ホンカンの人形は、キーホルダーだったけどとれちゃったのだ。
人に銃を向けているのに愛されるなんて、世界中で彼だけなのではないだろうか。
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9/17
パウエルさんが、「ちょっとどこかで間違っちゃったみたいね、どうしてこんな間違いしちゃったのか調べなきゃね。」
というような事を言っていた。間違っちゃったのは、セーターの編み目の話ではなく戦争の話である。
9/10
連画の友達の安斎さんからmixiなるコミュニティーに誘っていただきログ・インしてみる。
なんとまあ、いろんな人がいて親切丁寧なところなんだろう！
知り合いの誰が新しくどこに書き込みをしたかぜんぶ解るし、
プライヴェートメッセージに関してはメールでおしらせが来るのだ。
ネットの中の町内会みたいで面白い。
路地をまがって、その向うは古着屋さん、そこを曲がると本屋さん。
みたいな、街が出来ていて、そこに住む人の顔がわかるのが面白い。
日記も、これからはデスクトップから画像がアップできるblog形式が
主流になっていくんだろうな。たしかに便利。